ゲームデータの配布と関連商品との連動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 11:14 UTC 版)
「ポケットモンスター」の記事における「ゲームデータの配布と関連商品との連動」の解説
シリーズ第1作目『赤・緑』の「ミュウ」に始まるゲームデータ配信は、シリーズを通して続いている。 配布イベントはさまざまな媒体や店舗で随時行われるが、ソフト本体とは別に映画の前売り・鑑賞券、雑誌などの購入特典として配信されることもある。また、配信されるポケモンが数種類の内でランダムであったり、タマゴの状態(孵るまでどのポケモンか不明なことも多い)で配信される場合もある。 欧米ではこれらの配信サービスを行うにあたり、ユーザーがソフト本体以外の金銭を払わずとも日本版と同様のデータを受け取れるようになっている。 『赤・緑・青・ピカチュウ』 (1996 - 1999) 幻のポケモン「ミュウ」はゲーム中では入手できず図鑑完成にも影響しないが、当時大きな話題を呼んだ。基本的に抽選での当選者のみに配られ、バグ技などを除くと入手方法はなかった。 『金・銀・クリスタル』 (1999 - 2002) 新たな幻のポケモン「セレビィ」が登場。前作におけるミュウと同様に配布が行われたほか、『クリスタル』ではモバイルシステムGBのイベントでセレビィを入手することもできた。ミュウに関しては配布イベントがなく、前作で配布されたものを「タイムカプセル」で連れてくる必要があった。 『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』 (2002 - 2006) この世代から映画との連動が始まり、前売り券に特定のポケモンまたはどうぐの引換券が付くようになった。 『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』 (2006 - 2010) 映画との連動のほかに、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用したサービスも開始され、自宅の無線LANやDSステーションを利用して特定のデータを受け取ることができた。 『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』 (2010 - 2013) 引き続き映画との連動や、Wi-Fiコネクションによるデータの配信などが行われた。 また、シリーズ初となるWEBサイトとの連動サービス「ポケモングローバルリンク」が始まり、隠れ特性を持ったポケモンや幻のポケモンなどを入手できた。他にも関連商品に同梱のシリアルナンバーや合言葉を入力して入手できるものもあった。 『X・Y』『オメガルビー・アルファサファイア』 (2013 - 2016) 『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』 (2016 - 2019) 『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』 (2018・2019) 『ソード・シールド』 (2016 - 2019) Wi-Fiコネクションに代わりニンテンドーネットワークによる配信となった。 映画の前売券における特典は券にシリアルナンバーが付与されるようになり、店頭での受け取りは『光輪の超魔神 フーパ』のおでましポケモンを除いて廃止された。
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