ゲンゲ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 07:32 UTC 版)
ゲンゲ科(ゲンゲか、学名:Zoarcidae)は、スズキ目ゲンゲ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。少なくとも46属230種が記載され、その多くは北半球の寒冷な海に生息する深海魚である[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.397-398
- ^ 『Deep-Sea Fishes』 p.83
- ^ a b c d 『Deep-Sea Fishes』 pp.141-144
- ^ a b 『Deep-Sea Fishes』 pp.148-149
- ^ a b 『深海調査船が観た深海生物』 pp.379-380
- ^ a b c “Zoarcidae”. FishBase. 2010年8月22日閲覧。
- ^ a b 『Fishes of the World Second Edition』 pp.329-330
- ^ “シノニム・学名の変更”. 日本魚類学会. 2010年8月18日閲覧。
- ^ 『深海魚 暗黒街のモンスターたち』 p.161
- ^ a b c d e f g “日本産魚類の追加種リスト”. 日本魚類学会. 2010年8月18日閲覧。
- ^ スミイロマユガジ Lycodes obscurus は本種のシノニムである(“シノニム・学名の変更”. 日本魚類学会. 2010年8月18日閲覧。)。
- ^ 『深海魚 暗黒街のモンスターたち』 p.131
- ^ 『深海魚 暗黒街のモンスターたち』 p.166
ゲンゲ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/07 09:37 UTC 版)
ゲンゲ科 Zoarcidae は46属230種を含む、本亜目で最大の科である。多くの種は北太平洋あるいは北大西洋に住むが、北極海に15種、南極海とその近海にも少なくとも21種が生息し、熱帯・温帯域に分布する仲間も少数ながら知られている。 体は細長く、円筒形にやや近い。背鰭と臀鰭の基底は長く尾鰭と連続し、ほとんどの種類では棘条をもたない。口は吻の先端か、あるいはやや下向きについている。腹鰭は小さく胸鰭の前に位置するか、ない場合もある。鱗は小さく皮膚に埋もれている(ハダカゲンゲ属は鱗を欠く)。浮き袋をもたない。 アカゲンゲ属 Puzanovia アゴゲンゲ属 Petroschmidtia アベゲンゲ属 Japonolycodes ウサゲンゲ属 Bilabria ウスギヌゲンゲ属 Taranetzella オグロゲンゲ属 Bothrocarina オホーツクゲンゲ属 Gymnelopsis コンニャクハダカゲンゲ属 Melanostigma サラサガジ属 Davidijordania シロゲンゲ属 Bothrocara セダカゲンゲ属 Lycozoaroes チョウジャゲンゲ属 Andriashevia ナガガジ属 Zoarces ハダカゲンゲ属 Gymnelus ハレガジ属 Krusensterniella ヘビゲンゲ属 Lycenchelys マユガジ属 Lycodes ヤワラゲンゲ属 Lycodapus 他28属
※この「ゲンゲ科」の解説は、「ゲンゲ亜目」の解説の一部です。
「ゲンゲ科」を含む「ゲンゲ亜目」の記事については、「ゲンゲ亜目」の概要を参照ください。
「ゲンゲ科」の例文・使い方・用例・文例
- ゲンゲ科の標準属
- ゲンゲ科の1属
固有名詞の分類
- ゲンゲ科のページへのリンク