ゲルフリン族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 05:37 UTC 版)
羊を擬人化したような容貌と大きな眼、長い耳を持つ。女性は羽を持ち、空を飛ぶことが出来るとされる。この世界では、もっとも人間に近い種族だが、夢幻展開(Dreamfasting)と呼ばれる一種の精神感応の能力を持ち、ゲルフリン族相互や他種族とも、一瞬にして膨大な情報を交換することが出来る。 ジェン ゲルフリン族の孤児の青年。彼の一族は予言を恐れたスケクシス族により、大虐殺を受け、すべて殺されたと思われていた。幼いジェンは、賢者の種族、ミスティック族に救われ、ミスティック族の谷で成長したが、谷の外の世界での行動を禁じられ、その危険を実感としては知らない。象形文字を読むことが出来、二叉フルートの演奏ができる。ミスティック族の谷を旅立って以降の服装は一貫して、ミスティック族独特の意匠をあしらった茶色のチュニックと灰色のホーズを着ている。彼の服装や持ち物は、複数のミスティック族による手作りであり、本来のゲルフリン族の民族衣装ではない。 キーラ ゲルフリン族の孤児の少女。彼女も、スケクシス族による大虐殺の廃墟からポッド族に救われた。キーラという名もポッド族の養母ユドラによって、名づけられたもの。ポッド族の中で成長したため、屋外での危険を避ける実用的な知識を身に付けている。動物たちと話が出来、薄膜状の羽で、滑空飛行が出来る。服装は膝下までの褐色のチュニックに、ゆったりとしたフード付のマントを羽織っている。彼女の服装もまた、ポッド族の手になるものであり、本来のゲルフリン族の民族衣装ではない。フィズギーと呼ばれる忠実な小モンスターをペットとしている。キーラはジェンと沼沢地で遭遇したことを発端として、行動を共にすることになる。
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