グリーンピースジャパンによる捕鯨関係者の告発と不起訴とは? わかりやすく解説

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グリーンピース・ジャパンによる捕鯨関係者の告発と不起訴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 18:41 UTC 版)

グリーンピース (NGO)」の記事における「グリーンピース・ジャパンによる捕鯨関係者の告発と不起訴」の解説

グリーンピース・ジャパンは、日本の調査捕鯨船日新丸」の乗組員調査捕鯨捕獲したクジラ肉(鯨肉)を大量に自宅送っていたとして、2008年5月15日業務上横領疑い証拠品である鯨肉および梱包とともに告発状東京地方検察庁提出した同時に農林水産省などに対しては、日本鯨類研究所による調査捕鯨活動の停止、および水産庁からの補助金支給停止求めた。これを受けて水産庁実態調査する方針であることを明らかにした。 グリーンピース・ジャパンは、2008年5月8日付け水産庁に対して船員鯨肉土産として持ち帰ることが基本的にないのかと」と問い合わせをした結果水産庁遠洋課長成子隆英から「ないです極めて流通が)限られていますから」と回答されたと主張している。また、グリーンピース・ジャパンは、「船員無断で畝須(うねす)などを塩漬け処理し冷凍せずに西濃運輸宅配便自宅配送されている」「無断持ち帰るものとは別に土産船員向けに販売される鯨肉がある」という元船員とされる人物の証言紹介している。 またグリーンピース・ジャパンは、告発対象となった2008年4月15日日新丸帰港に際して乗組員私物手荷物発送について、「合計90程度」のうち「解体鯨肉製造携わる乗組員12人から、最低でも47箱」を確認し、「この全て鯨肉であったとすると、合計1.1tになる」としている。グリーンピース・ジャパン5月16日記者会見開いて、「告発証拠品として提出した鯨肉(畝須)は23.5kgで塩漬け処理され常温保存の状態」だったと主張し、この鯨肉が「『数kg程度冷凍品である土産』ではない鯨肉」であり横領されたものである主張した2008年6月20日東京地検は「グリーンピース・ジャパン」から業務上横領容疑告発されていた「日新丸乗組員12全員不起訴処分嫌疑なし)とした(同日には窃盗容疑でグリーンピース・ジャパンメンバー2名が逮捕され本部家宅捜索されている(下記参照))。これに対してグリーンピース側は上記不起訴処分不服として検察審査会申し立てていたが、2010年4月22日東京第一検察審査会が「不起訴は相当」とする議決下した

※この「グリーンピース・ジャパンによる捕鯨関係者の告発と不起訴」の解説は、「グリーンピース (NGO)」の解説の一部です。
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