グラスヘイズ邸の幽霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 03:19 UTC 版)
「グラスヘイズ」の記事における「グラスヘイズ邸の幽霊」の解説
地元に伝わる話によると、邸には「グラスヘイズの幽霊たち」と呼ばれる複数の霊が出没してきた。最も目撃回数が多いのは、2代目の家主のスタクプール公リチャードであるという。増築工事は20世紀初頭と1970年代の2回行われ、どちらの期間にも建設業者が目撃情報を報告した。邸宅という財産を損なったと非難され、時には襲われたという。毎年、命日(7月7日)の夜には特定の部屋から奇妙な音楽が聞こえてくるのも、邸の主人として故リチャード卿が壮大な舞踏会を開き、招待客の死者が大勢、集まるからだと伝わってきた。1912年の拡張工事の際には現場作業員たちが正面玄関の扉上部に7つの矩形を掲げ「グラスヘイズ・デビル・スクエア」と呼ぶ。矩形(スクエア)の1つずつが、建設中に霊を目撃したことを表している。 他に目撃情報がある霊は、邸の建築主バックの妻(1826年に邸内で死去)や、噂では料理人との実らぬ恋愛関係の末に首を吊ったという部屋付きの女性使用人などである。幽霊の評判があったからこそ、熱心なスピリチュアリストのアーサー・コナン・ドイル卿が引き寄せられ、ホテルで交霊会を開くことになったとも考えられる。
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