グヤトーン・シャープファイブ・モデル
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「井上宗孝とシャープ・ファイブ」の記事における「グヤトーン・シャープファイブ・モデル」の解説
日本初のエレクトリック・ギター製造会社グヤ(のちの東京サウンド)の創業者、松木三男(1915年 - 1992年)が立ち上げたブランドであるグヤトーンが、シャープファイブのギター奏者、三根信宏と共同開発を行い、1967年(昭和42年)、「シャープファイブ・モデル」と銘打たれた同ブランド最高機種モデルとして「GUYATONE LG-350T」を発売した。同品はその後も、三根脱退後の1978年(昭和53年)にも「GUYATONE LG-350T Custom」、1982年(昭和57年)には「GUYATONE LG-2100」が発売され、「シャープファイブ・モデル」は継承された。 東京サウンドは、1995年(平成7年)には、後継機種として「GUYATONE Sharp5 Custom LG-2100/M」を発売、同年4月に発行された『Player』は同品を紹介し、「60年代のノスタルジー溢れるスタイリングと、90年代のテクノロジーがみごとに合体」「あまりパワー感のあるサウンドではないが、壮年ギタリストのノスタルジーを満足させてくれる数少ないギター」と評した。同品を共同開発した三根信宏は、続けてアンプ「GUYATONE Zip-1500/MJ」を共同開発、これに対して、翌1996年(平成8年)1月に発行された『Player』は「本機の真骨頂は、現代においてシャープファイブやベンチャーズなどのインストゥルメンタル・ミュージックを演奏するためのチューンナップがなされている」と同品を紹介した。
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