quite a few
別表記:クワイトアフュー
「quite a few」とは、「かなり多数の」「かなりの数の」という意味を持ち「明確な数はわからないがとにかく多い」という場面で用いられる英熟語である。
「few」の後ろには「people」や「times」など「可算名詞の複数形」や「複数扱いの集合名詞」が入り、「quite a few people」などと表記する。「quite a few」は「可算名詞」のみ装飾でき、「不可算名詞」には使用できない。同様の意味があり言い換えが可能なフレーズの「quite a little」「quite a bit」は「不可算名詞」のみに使用でき、「quite a lot」は「可算名詞」「不可算名詞」どちらにも使用可能である。
「a」は「古英語の数詞」から発達したもので、「ān」のアクセントのない弱い形として、中英語で「an」が用いられるようになった。続く単語の頭が子音の場合「n」が落ちて「a」となる。「few」は印欧語根の「peh-(養う)」が語源で、ゲルマン祖語の「fawaz」や古英語の「fēaw」を経て、中英語の「fewe」から派生して生まれた。
「quite a few」とは、「かなり多数の」「かなりの数の」という意味を持ち「明確な数はわからないがとにかく多い」という場面で用いられる英熟語である。
「quite a few」とは・「quite a few」の意味
「quite a few」とは、「かなり多数の」「かなりの数の」という意味の英熟語である。「few」は「少数の」「わずかな」という意味で「ほとんどない」状態を表し、「a few」で「少しある」という意味になる。そこに、「quite」が付くだけで「かなり多数の」という真逆の意味になる。「quite」には「(思ったより)かなり」という意味があり、「数の多さにびっくりしている」「思っていたよりも数が多い」というニュアンスが含まれるため、数の多さをアピールしたいときに「quite a few」が使用できる。「few」の後ろには「people」や「times」など「可算名詞の複数形」や「複数扱いの集合名詞」が入り、「quite a few people」などと表記する。「quite a few」は「可算名詞」のみ装飾でき、「不可算名詞」には使用できない。同様の意味があり言い換えが可能なフレーズの「quite a little」「quite a bit」は「不可算名詞」のみに使用でき、「quite a lot」は「可算名詞」「不可算名詞」どちらにも使用可能である。
「quite a few」の語源
「quite a few」の語源は、「quite」は「quit(静かな)」、「a」は「古英語の数詞」、「few」は印欧語根の「peh」である。「quit」は、印欧語根の「kwyeh-(休息)」が語源で、ラテン語の「quies(休息)+-sco(動詞)」や「quietus(休んだ」、古期フランス語の「quitte(自由の身の)」「quitter(解放する)」などを経て「quit」に派生した。また、「to free(解放する)」という意味の流れから派生したとする説もある。「a」は「古英語の数詞」から発達したもので、「ān」のアクセントのない弱い形として、中英語で「an」が用いられるようになった。続く単語の頭が子音の場合「n」が落ちて「a」となる。「few」は印欧語根の「peh-(養う)」が語源で、ゲルマン祖語の「fawaz」や古英語の「fēaw」を経て、中英語の「fewe」から派生して生まれた。
「quite a few」の発音・読み方
「quite a few」の発音・読み方は、「kwáit ə fjuː」である。「ái」は二重母音で、「á」を気持ち長く言い「アーィ」のように発音する。「ə」はアクセントがないため、弱く発音するほか、速いスピードの発音では「quite」とほぼ同時に発音され「クワイタァ」のようになる。「f」は上の前歯が下唇に触れた状態で、息を吐き摩擦させて発音する。あわせると「クワイタァフュー」となる。「quite a few」の覚え方
「quite a few」の覚え方には、「quite(かなり・とても)× few(いくつかの〜)=かなり多数の」と思い浮かべて覚える方法が挙げられる。「a few」は肯定の意味で、「quite」はその肯定を「かなり」と高めている。「quite a few」の類語
「quite a few」の類語には、「quite a little」「quite a lot」「quite a bit」が挙げられる。すべて「かなり多数の」「たくさんの」という意味を持ち、「quite a few」の言い換えとして使用できる。「quite a lot」「quite a bit」は後に「of」が続くことが多い。「quite a few」と「a lot of」の違い
「quite a few」と「a lot of」の違いは、「ニュアンス」が異なる点である。「a lot of」は単純に「たくさんある」ことを意味する。一方、「quite」には「(思ったより」かなり」という意味があり、「quite a few」で数が多いことに驚いているニュアンスが含まれる。そのため、数の多さを強調したい場合には、「quite a few」の方が適している。「quite a few」と「quite few」の違い
「quite a few」と「quite few」の違いは、意味が異なる点である。「quite a few」は「かなり多くの」という意味だが、「quite few」は「とても少ない」と真逆の意味になる。「quite few」は「very few」と同じ意味である。「quite a few」と「quite a little」の違い
「quite a few」と「quite a little」の違いは、後に続く「単語の種類の違い」である。「quite a few」は数字で数えられる「可算名詞」のみ、「quite a little」は数字で数えられない「不可算名詞」のみ使用できる。また、「little」は「量が少ないこと」という意味があるため、「quite a little」は数よりも量の多さを表現する際に用いられることがある。「quite a few」の使い方・例文
「quite a few」の使い方・例文としては、「I saw quite a few people lined up in front of a shop.(私はかなり多くの人が店の前で並んでいるのを見た。)」「She has been for trip to the United States quite a few times.(彼女はアメリカ旅行に何度も行ったことがある。)」などが挙げられる。目に見える数だけでなく、回数などの多さを表現する際にも使用できる。- quite a fewのページへのリンク