クモヤE995形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 00:13 UTC 版)
「JR東日本キヤE991形気動車」の記事における「クモヤE995形電車」の解説
電気式気動車の一種であるシリーズ式ハイブリッドを採用した理由のひとつには将来の燃料電池動車の導入があった。2006年4月に同年7月以降水素燃料による燃料電池(65 kW×2台)を搭載して試験を実施することが発表され、キヤE991形は2008年(平成20年)に燃料電池ハイブリッド車両に改造された。同時に形式称号もクモヤE995形(クモヤE995-1)に改称されたが、愛称はハイブリッド気動車時代と変わらず「NEトレイン」 (New Energy Train) とした。 さらに2009年(平成21年)には「蓄電池駆動電車システム」試験車両として再改造され、愛称も「NE Train スマート電池くん」と改められた。電化区間は通常の電車として走行しながら充電し、非電化区間は電化区間や駅停車中に充電した電力を元に蓄電池駆動で走行するもので、将来への実用化に向けた研究試験が実施された。 クモヤE995-1の東京側正面(2009年11月8日) クモヤE995-1の東京側側面と台車(2009年11月8日)
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