クハ55・モハ1002
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/30 08:16 UTC 版)
「流山電気鉄道クハ50形電車」の記事における「クハ55・モハ1002」の解説
老朽化が著しいモハ100形の代替を目的として、総武流山電鉄時代の1975年8月1日付で東濃鉄道からクハ211・モハ111(元西武クハ1156・クモハ155)を譲り受け、クハ55・モハ1002として導入した。導入に際しては制御装置を間接非自動制御器から国鉄制式の電空カム軸式間接自動制御器CS5へ換装し、その他側窓のアルミサッシ化、前面窓ならびに戸袋窓のHゴム固定化、前照灯のシールドビーム2灯化、後部標識灯の埋込型化等が施工されている。 導入後は東濃鉄道在籍当時と同じく両車の固定編成を組成し運用されたが、1200形(元西武501系電車)の導入に伴って1981年(昭和56年)6月8日付でクハ55が廃車になった後は、同時期に編成相手を失ったクハ52と編成された。 モハ1002は1200形が主力車両となった後も予備車として在籍したが、1987年(昭和62年)に1300形(元西武551系電車)「あかぎ」が導入されたことに伴って、クハ52とともに翌1988年(昭和63年)1月8日付で廃車となり、解体処分された。
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