ギスゼライの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/08 12:58 UTC 版)
ギスヤンキの歴史を参照 ギスゼライとギスヤンキの歴史は、伝説の指導者ギス(Gith)によってイリシッドの帝国が滅ぼされた所までは共通している。ギスがすべてのイリシッドを滅ぼさんとする狂信的な試みのために、永遠の征討軍を以て次元界を征服せんと宣告したとき、多くの者が反対した。その中で最も気勢を上げたのが、戦争ではイリシッドの脅威は永遠に取り除けないと主張した戦争の英雄、ゼルシモン(Zerthimon)であった。その代わりに、知恵と力を増幅させるために自己啓蒙で己を高めるべきだとした。ゼルシモンはギスがイリシッドと大差ない暴君になったと主張した。当初、ギスはゼルシモンの主張を忍容してはいたが、両者の支持者たちの間で争論となり、やがて内戦に進展して多くの者が犠牲となり、世界は灰燼に帰した。最後はギスとゼルシモンが一騎討ちを行い、ゼルシモンが死んだとも、ゼルシモンが勝利したがギスを助命したともされている。結局、ゼルシモンの支持者は混沌の次元界リンボへ、ギスヤンキはアストラル界へと退避し、戦争を継続した。そして支持者たちは「ギスを拒む者」という意味のギスゼライを名乗った。
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