キロ59形0番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 00:35 UTC 版)
「くつろぎ (札幌鉄道管理局)」の記事における「キロ59形0番台」の解説
キロ29(1986年8月頃、臨時急行「天売」に併結) 「くつろぎ」登場後の塗装デザイン(キロ29形) キロ29形の増備車として、1984年に登場した。2両ともキハ56形気動車より改造されており、形式はキロ59形である。 キロ59 1(旧キハ56 134)「大沼」- 定員44人 キロ59 2(旧キハ56 135)「洞爺」- 定員44人 客室は固定された畳が18畳、跳ね上げ式の畳が10畳となっており、基本的にはキロ29形と同様である。天井は舟底天井ではなく原形車両のままで、木目化粧板仕上げとした。空調装置はラインフロー式換気装置(ラインデリア)を設置したが、冷房装置は設置されていない。物置の設置に際しては、キロ29形とは逆に乗務員室運転席直後の客用扉を閉鎖した。 外部塗装デザインは、クリーム1号をベースカラーとし、赤2号の帯をストライプ状に入れた。正面の帯はV字型となった。キロ59形の登場により、キロ29形も同様の塗装デザインに変更され、同時に各車両に愛称がつけられた。 国鉄分割民営化後も非冷房であったが、車体色はコーポレートカラーの萌黄色を使用したものに変更された。
※この「キロ59形0番台」の解説は、「くつろぎ (札幌鉄道管理局)」の解説の一部です。
「キロ59形0番台」を含む「くつろぎ (札幌鉄道管理局)」の記事については、「くつろぎ (札幌鉄道管理局)」の概要を参照ください。
- キロ59形0番台のページへのリンク