キロ29形0番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 00:35 UTC 版)
「くつろぎ (札幌鉄道管理局)」の記事における「キロ29形0番台」の解説
1973年に改造された、国鉄では初めての和式気動車である。いずれの車両もキハ27形気動車より改造されており、形式はキロ29形である。改造は1が旭川工場、2が苗穂工場、3が五稜郭工場である。 キロ29 1(旧キハ27 122)「支笏」- 定員44人 キロ29 2(旧キハ27 123)「摩周」- 定員44人 キロ29 3(旧キハ27 124)「サロマ」- 定員44人 客室は固定された畳が18畳、跳ね上げ式の畳が10畳となっている。天井は客車よりも25cm低いことから舟底天井の形状でアルミ化粧板仕上げとした。客室には欄間があり、3分割することもできる。サービス機器は当初はマイク設備のみで、空調装置は作り付けの機器ではなく、家庭用の座敷用扇風機を使用する。物置の設置のため、乗務員室助士席直後の客用扉を閉鎖した。 外部塗装デザインは、クリーム4号をベースカラーとし、赤11号の帯を窓周りに入れる「気動車急行色」である。
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