キルヒホッフ (Kirchhoff, Gustav Robert)
キルヒホッフという人は
グスタフ・ローベルト・
キルヒホッフ
ロシアのカリーニングラードに生まれ、ケーニヒベルクのノイマンのもとで学ぶ。 1850年、ブレスラウ大学教授に就任し、ブンゼンと出会う。 1854年にハイデルベルク大学の物理学教授に就任し、1875年ベルリン大学数理物理学教授となる。 ヘルツ、プランクらはキルヒホッフのベルリン時代の生徒である。 キルヒホッフの講義は長年にわたり手本とされる有名なものであったが、この二人には退屈なものであったようだ。
キルヒホッフの主な経歴
1849年、キルヒホッフの法則(電気)を発見する。このとき20歳であった。
1860年、キルヒホッフの法則(熱)を発見する。 「物体の放射エネルギー対吸収能の比は物質にかかわらず一定で、その値は完全黒体の放射エネルギーに等しく波長と温度のみで決まる。 すなわちその物体の吸収能をaλ、放射エネルギーをeλ、空洞輻射の単色放射エネルギーをqλとすれば、 eλ / aλ = qλ = f(λ,T)となる」とした。
固有名詞の分類
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