きよの‐さちこ【キヨノサチコ】
キヨノサチコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/19 15:29 UTC 版)
キヨノサチコ(1947年〈昭和22年〉 - 2008年〈平成20年〉6月19日、本名:清野 幸子[1])は日本の絵本作家。
来歴
東京都出身。1976年(昭和51年)、絵本作家として『ノンタンぶらんこのせて』でデビュー。『ノンタン』シリーズは40巻2800万部が発行され、彼女の代表作となった[2]。キヨノと共にノンタンの制作をサポートした大友康匠と結婚したが、別居を経て離婚。ノンタンの権利をめぐって大友と裁判になった(ノンタン絵本裁判)。裁判の後[3]、アメリカ合衆国に移住[4]。しかし、病気を患い、治療のため日本国内の病院へ移る。2008年6月19日、脳腫瘍のため60歳で亡くなった[1][5][6]。彼女の死は「私がいなくなっても、ノンタンは元気に生き続けるから」という本人の希望で伏せられたため、2008年12月にマスメディアによって伝えられるまで明かされなかった[6]。
主な作品
脚注
- ^ a b “絵本作家キヨノサチコさんが6月に死去 『ノンタン』の作者”. ORICON NEWS (2008年12月9日). 2025年6月19日閲覧。
- ^ “訃報:キヨノサチコさん60歳=「ノンタン」の絵本作家”. 毎日新聞 (2008年12月9日). 2008年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月19日閲覧。
- ^ “日本ユニ著作権センター/判例全文・1998/03/30”. 日本ユニ著作権センター. 2025年6月19日閲覧。
- ^ “● インタビュー ● 「ノンタン でかでか ありがとう」 キヨノサチコさん”. BOOK SERVICE CO., LTD.. 2007年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月19日閲覧。
- ^ “絵本作家キヨノサチコさんが6月に死去 『ノンタン』の作者”. オリコンニュース (2008年12月9日). 2020年11月21日閲覧。
- ^ a b “「ノンタン」の作者キヨノサチコさん、6月に死去”. 朝日新聞 (2008年12月9日). 2008年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- インタビュー - ブックサービス
固有名詞の分類
- キヨノサチコのページへのリンク