キメラ・EVO37とは? わかりやすく解説

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キメラ・EVO37

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 14:03 UTC 版)

キメラ・EVO37
キメラ・EVO37
キメラ・EVO37 "Edda"
キメラ・EVO37 "Edda" リア
概要
製造国 イタリア
販売期間 2021年-
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン位置 ミッドシップ
駆動方式 ミッドシップエンジンリアドライブ
パワートレイン
エンジン 2150cc 縦置き[[ 直列4気筒 DOHC スーパーチャージャー
最高出力 500ps
最大トルク 580Nm
変速機 6速MT
その他
価格 48万ユーロ
販売台数 37台
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キメラ・EVO37とはキメラ・アウトモビリが製造するスーパーカーである。

概要

ランチア・ラリー037の開発に関わった人々の協力を得て、最新の技術を用いてランチア037のニューエディションである。 "37”という数字は、伝説のランチアを思い起こさせるだけでなく、キメラ・アウトモビリ社が予定しているこの車の生産台数も表している。48万ユーロ(約6400万円)という価格だったが、11台が先行販売されていた。カーボン、ケブラー、チタン、スチールやアルミニウムといった素材が使用されている。最高出力は500ps、最大トルクは580Nmで、そのうち400Nmは2000rpmで発揮される。キメラEVO37のカウルはカーボンファイバー製とされ、モノコック+サブフレームの剛性アップも図られている[1]。6段マニュアルギアボックスを介して、後輪にのみ供給されるようになっている。エンジンは、ブロックはランチア・037ラリーに搭載された、ランプレーディ直列4気筒DOHC16バルブをリファインした2.1リッターエンジンである。ターボとルーツ型スーパーチャージャー(電磁クラッチ付き)の両方を備えたそれ以外のすべての部分は、マルティーニ・レーシングチームが開発してきたエンジンの生みの親であるクラウディオ・ロンバルディの指揮のもと、イタルテクニカによって再設計・構築されている。キメラはランチア・デルタS4ランチア・デルタ・インテグラーレの要素が取り入れられ、特にホイール周りにそれが顕著に表れている。またノーズには、ギリシャ神話に登場するライオンの頭と翼を持ち、火を噴く怪物であるキメラのロゴが描かれている[2]。0-100km/h加速は約4.0秒。足まわりは現代化され、オーリンズのアジャスタブル・ショック、ブレンボ製のブレーキ、ピレリのスポーツ・タイヤにより強化された[3]

歴史

2021年7月-開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで正式に発表。

2021年9月-最初の一台が納車。

外部リンク

脚注

出典

  1. ^ 約6400万円で伝説のランチア「037ラリー」がレストモッドで蘇る! 「キメラEVO37」プロジェクトの全容とは | VAGUE(ヴァーグ) - (2)”. VAGUE (2021年5月30日). 2021年10月21日閲覧。
  2. ^ これは「ランチア037のニューエディション」|37台限定の「キメラEVO37」 | octane.jp | Fuelling the Passion - 車に情熱を!-”. octane.jp. 2021年10月21日閲覧。
  3. ^ DIGITAL, AUTOCAR. “【眼福すぎる】037ラリーをレストモッド 「キメラEVO37」をグッドウッドで撮影”. AUTOCAR JAPAN. 2021年10月21日閲覧。



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