ランチア・メデューサとは? わかりやすく解説

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ランチア・メデューサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 13:15 UTC 版)

ランチア・メデューサ
公式サイト https://www.italdesign.it/project/medusa/ 
ランチア・メデューサ
概要
製造国 イタリア
デザイン ジョルジェット・ジウジアーロ
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダン ハッチバック
パワートレイン
エンジン 2.0L ランプレディ直列4気筒
最高出力 120PS (88kW;118hp)/6,000rpm
最大トルク 170Nm/6,000rpm
変速機 5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,790mm (109.8インチ)
全長 4,405mm (173.4インチ)
全幅 1,813mm (71.4インチ)
全高 1,263mm (49.7インチ)
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ランチア・メデューサ (Lancia Medusa) は、イタリアの自動車メーカーであるランチアが製造したコンセプトカーである。

ジョルジェット・ジウジアーロによってデザインされ、1980年のトリノオートショーで発表された。

仕様

メデューサはランチア・モンテカルロシャーシパワートレインがベースになっており、モンテカルロと同じく2.0L ランプレディ直列4気筒エンジンをミッドシップに搭載している。排気量は1,995ccで、最高出力120PS (88kW;118hp)/6,000rpm、最大トルク170Nm/6,00rpmを発揮する。トランスミッションは5速マニュアルトランスミッションを搭載している。[1]

デザイン

メデューサは1979年に、ジョルジェット・ジウジアーロによってデザインされた。ジウジアーロはCd値0.25を目指して設計し、最終デザインではCd値0.263を記録した。オリジナルの粘土模型ではCd値0.255を記録したが、サイドミラーやラジエーター等の追加により、Cd値が上昇したと伝えられている。目標のCd値を達成するために、メデューサにはボディ埋込式のドアハンドルとウィンドウや、リトラクタブルヘッドライトなどが装備された。[2] ステアリングには多数のボタンが配置され、ウィンカーワイパー等はステアリングに設置されたボタンを押すことで操作した。[3]

メデューサはデロリアン・DMC-24となる計画も存在したが、デロリアン社が倒産したために計画は白紙になった。しかし、メデューサのデザインはランボルギーニマルコポーロに影響を与えた。[4]

参照

関連項目

外部リンク




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