カードの出し方に関するルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:41 UTC 版)
「UNO (ゲーム)」の記事における「カードの出し方に関するルール」の解説
自分の手番において色と数字が一致する同一の数字カードは一度に捨てることができる。また、記号カードは必ず1枚ずつ、もしくは一度に捨てることができる。これを認めた場合、上がる際に「Uno あがり」などと上がりを宣言しなければならないルールもある(UNO stopという言い方もある)。宣言を忘れた者は山札から2枚取るペナルティを受けることになる。 それ以外に、あがる際は1枚に限る場合もある。 手札の残り枚数に限らず、最後に2枚の同一カードを出してあがることが可能なときもウノと宣言する。宣言していなかった場合はペナルティはないが、あがることもできず、カードは1枚のみしか捨てることはできない。 Skipカードを複数出して何人も飛ばせるルールを設ける(同じ種類のカードを出すことで、さらに次のプレイヤーに効果をなすりつけることができる)。この場合は順番をスルーされる回数が増えていく。なお、Skipのみ回避不能の場合が多い(カードを出す権利自体がスキップされる考え)。 Draw系、Skipの同時出しの場合は効果が加算されてあらわれる。Skipの加算は、「x枚で2x先のプレイヤーまでにSkip」というタイプと、「x枚でx先までのプレイヤーにSkip」というタイプと、自分の次のプレイヤーに全効果があらわれる「x枚でx回手番を奪われる」といったタイプが考えられる。 Draw系の場合で、Wild Draw Fourカードが出された場合指定された色のDraw Twoカードが手札にある場合はDraw Twoカードを出すことができる。この場合も枚数は累積される。 Draw TwoカードもしくはWild Draw Fourカードを出された場合に同色のReverse、またはSkipを出して回避することができる。この場合取る枚数が累積されたまま次の人の番になる。 各プレイヤーは1ラウンドに3回までカードを裏にしたまま、場札の色と同じ色のカードとして出すことができる。ただしウノ宣言のときには裏にして出すことはできない。および処理の終わっていないドロー系カードの上にも捨てられない。次のプレイヤーは裏のカードの直前のカードの色と同じ色のカードかワイルド系カードのみが出すことができる。カードの数字や記号は無視される。裏にしてカードを捨てたとき、他のプレイヤーが、そのカードの色が本当は場札の色と異なる(数字や記号は無関係)と判断したとき、次のプレイヤーがカードを出すまでのあいだに“ダウト”を宣言できる。これは最初に宣言したプレイヤーにのみ権利がある。ダウトしたプレイヤーは、まずペナルティとして科したいカードの枚数を提示する。このときダウトされたプレイヤーには3つの選択肢がある。相手の枚数に同意してコールする さらに枚数をつりあげてレイズする 降参してドロップする レイズした場合は相手も再びコール、レイズ、ドロップの選択権を持ち、これを交互に行ってゆく。提示またはレイズできるペナルティのカード枚数は2〜5枚となる。 両者が同意してコールとなったら、カードを表にして色をチェックする。場と同じ色ならダウトした側の負けとして、コールした枚数をペナルティとして山札からとる。逆に違う色ならダウトされた側の負けとして、コールした枚数をペナルティとして山札からとることに加えて、裏にして出したカードも手札に戻す。このとき、裏にして出したカードがワイルド系カードだったときは無条件にダウトされた側の負けとなる。 ドロップする場合は直前に自分が提示した枚数を山札からひく。なお、ドロップの最低ペナルティーは2枚とする。ダウト直後、すぐにドロップするときは自動的に2枚となる。ダウトした側がドロップしたときは裏向きのカードはそのままでゲームが再開される。ダウトされた側がドロップしたときはカードは裏のまま手札に戻す。 処理終了後は裏でカードを出した人の次の人の手番になる。ダウトしたカードが正しいカードだったときは、それを新たな場札とする。
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