カラー柔道着導入の決定
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「カラー柔道着」の記事における「カラー柔道着導入の決定」の解説
1995年9月、IJF会長に就任した朴容晟は路線を変更しカラー化を推進。1996年5月、IJF理事会で白色が表ならリバーシブル柔道着の着用許可を決定。 1997年10月、アトランタオリンピック終了後のパリにおける総会でIJF主催大会でのカラー柔道着の導入を決定した。しかし、全日本柔道連盟(全柔連)は主催大会ではたとえ国際ルールの国際大会でも導入しないことにした。例えば福岡国際女子柔道選手権大会がそうである。 1998年9月、ワールドカップ国別団体対抗戦(ベラルーシ・ミンスク)でIJF史上初めて主催大会でカラー柔道着が導入された。 2003年、IJF主催世界柔道選手権大会大阪大会の翌日である9月15日、同会場で行われた全柔連主催世界柔道国別団体戦で初めて全柔連主催大会でカラー柔道着が特例で導入された。 2010年までに表彰台での白柔道衣着用の義務化がなされた。 2016年には日本国内においても優勝大会を始めとした全日本学生柔道連盟主催の大会でカラー柔道着が導入されることになった。 2020年12月3日、全日本柔道連盟はオンライン理事会を開き、2020年10月の講道館杯60 kg級決勝戦での誤審騒動を受け、12月13日の東京オリンピック66 kg級代表者決定戦である阿部一二三対丸山城志郎、2021年の大会より全日本選抜柔道体重別選手権大会、講道館杯でカラー柔道衣を導入することを承認した。全日本柔道選手権と全日本女子柔道選手権は従来通り、白道着のみで行われる。
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