カプエラ

品種登録データベース

カプエラ【ｶﾌﾟｴﾗ】（草花類）

	登録番号	第5921号
	登録年月日	1997年 12月 8日
	農林水産植物の種類	ほうせんか
	登録品種の名称及びその読み	カプエラ 　よみ：ｶﾌﾟｴﾗ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	1999年 12月 9日
	品種登録者の名称	ダンジガー　ダン　フラワー　ファーム
	品種登録者の住所	イスラエル国　モシャブ　ミシマ　ハシバ　５０２９７
登録品種の育成をした者の氏名	クララ　デハン
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，「DANSERA」に「DANOVA」を交配して育成されたものであり，花は鮮赤の単色で，矮性の鉢植え向きの品種である。 　草型は中間型，草丈は矮性，株幅は中である。茎の長さは短，太さは太，色は濃褐，分枝性は強である。葉のつき方は輪生，全形は長楕円状披針形，先端の形は鋭先形，基部の形は鋭脚，葉長，葉幅及び葉柄の長さは中，葉縁の形は浅鋸歯，表面の地色は暗緑（JHS カラーチャート3309），斑の有無は無，葉の光沢は強，裏面の地色は赤茶（同0715）である。花序は単生，着花位置は上部～中間部，花の向きは上向き，一重・八重の別は一重，花弁数は５枚，一重咲きの花形はⅢ型，花弁の切れ込みはやや深，花冠の縦径及び横径は5.1～6.5cm，単色・複色の別は単色，花弁の地色は鮮赤（同 0407），基部の色は濃紅（同0109），距の長さは3.1～5.0cm，曲りは強，色は濃紅（同0108），花柄の長さは4.1～6.0cmである。開花習性は四季咲き，開花の早晩性は中である。 　「アネア」と比較して，茎の色が濃褐であること，葉の裏面の地色が赤茶であること，一重咲きの花形がⅢ型であること，距の曲りが強いこと等で，「メリッサ」と比較して，葉縁の形が浅鋸歯であること，花弁の地色が鮮赤であること，距の曲りが強いこと等で区別性が認められる｡
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，1990年に育成者の温室（イスラエル国）において，「DANSERA」に 「DANOVA」を交配して得られた実生の中から選抜，育成されたものであり，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 　なお，出願時の名称は「チャチャチャ」であった。