カネシゲタカシとは? わかりやすく解説

カネシゲタカシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/07 08:53 UTC 版)

カネシゲタカシ
本名 金重 高志
生誕 (1975-10-22) 1975年10月22日(49歳)
日本 大阪府
国籍 日本
職業 漫画家イラストレーターミュージシャン
活動期間 1995年 - 1999年(お笑い芸人)
1999年 -
公式サイト テクノカットスタジオ
テンプレートを表示

カネシゲ タカシ1975年10月22日 - )は、日本漫画家イラストレーターミュージシャン。元お笑い芸人で、ドレスの一員だった。大阪府出身。大阪府立市岡高等学校関西大学社会学部を卒業。妻はイラストレーター・芸術家のたんたん[1]

本名は金重 高志(読み同じ)、別の名義として「マンガウルフ」があり、嘗てはこの名前でも漫画家として活動していた。

芸人として

NSC大阪校14期生として芸能界入り。同期は国崎恵美ロッチコカドケンタロウなどがいた。

かつて岩尾望とお笑いコンビ「ドレス」として活動しており、カネシゲはツッコミを担当していた。岩尾望とカネシゲは同じ関西大学の同級生であり、当時の岩尾望との出会い、印象についてカネシゲは「当時の僕はパンクバンドを組んでいて、ミュージシャンを目指していました。電気グルーヴなんかも好きで、音楽にサブカル系のお笑いを入れたら面白いかなと思ったんですけど、いい感じのサークルがなくて。漫才研究会のドアを開けたら、そこに岩尾がいたんですよ。学部も専攻も一緒で、出席番号も近かった。岩尾はそこにおるだけで雰囲気がある存在でしたね」と語っている[2]

その後、関西大学の大学生活で「サークルの合宿かなんかで、先輩に『女の子をナンパしてこい』と言われたんですけど、ふたりとも声をかけられるようなタイプではなくて。話しながら時間をつぶしているうちに、岩尾が『秋からNSCに行こうと思ってる』と。それで僕は『面白そうやな。俺も行きたい』とノリで返事したんです・・・」ということになり、「ある日、岩尾から電話がかかってきて『14期生の募集があるみたいやけど、どうする?』と言われて。正直、忘れてたんですけどね。ふたりでお笑いコンビを組もうと熱く語りあったこともなくて、ただの友だちでしたし・・・」、そして、二人で「ドレス」というコンビ名でお笑いコンビを結成した[2]。当時、東野幸治の番組に出た時、二人は「いじめられっ子が手を組んだコンビですか」といじられたほど地味だったという。

結局、お笑いコンビ「ドレス」は1999年3月に解散した。芸人を引退した24歳の金重は、その後漫画家として活動していく。

漫画家として

1999年のコンビ解散を以て、芸人を廃業。「週刊少年ジャンプ」の4コマキング大賞にて、漫画家としてデビュー。

作品の傾向としてはギャグ色、コメディ色の強いものが多く、絵柄もコミカルなタッチを基調としている。

ミュージシャンとして

お笑い芸人として活動していた時から、ほぼ同期の人間たちと共に、バンドを組んで活動もしていた。その際の名義は「マンガウルフ」で、主にドラムを担当していた。この名義で漫画家としての活動をしたこともあるが、直ぐに現在の名前に改名した。

野性爆弾・フットボールアワーの後藤らと組んだ「盆地で一位」などでミュージシャンとしても活動している。

またお笑いとは関係のないメンバーで「ザ・クーピーズ」という童謡パンクバンドを組んでいたこともあり、メンバーと結婚している。このバンドではギターを弾いており、一部の曲では作詞・作曲を手がけていた。現在は解散しているが、インディーズレーベルからミニアルバムを一枚出している。

2014年よりトータルテンボスの藤田憲右や野性爆弾のくっきー!2丁拳銃の小堀裕之らと共に結成した「THE SESELAGEES」のドラマーとして活動している。

代表作

  • 通販の鬼・やすだ(コミック・ガンボ[3]
  • 週刊イガワくん(スポーツナビ)[3]
    • 井川慶をモデルとした漫画。2007 - 2011年連載。
  • 一丁目のタイムカプセル(ガンダムエース[3]
  • おわらいおん(まんがライフ)原作。作画はたんたん
  • ちーっす!アクティズ高校
  • ベイスたん[3]
    • 横浜DeNAベイスターズをペット育成型ゲームのキャラクター風に例えたWeb漫画。当初はスポーツナビ「週刊キヨシくん」(→「ベイスたんのブログやよ」)にて連載し2012年のベイスターズファン感謝デー等で球団公認のコラボグッズが発売されている[4]。2017・18年はスポーツニュースサイト「VICTORY」、2019年は育成ゲーム要素を廃す形でTwitterにて掲載。
  • カネシゲタカシの野球大喜利ベスト9(アサヒ芸能
    • 自身が主宰するTwitter企画「野球大喜利」との連動企画[3]。「野球大喜利 ザ・ベスト」シリーズとして書籍化。2012年開始、2020年12月10日号で終了し「カネシゲタカシ 野球のトリセツ」にリニューアル。
  • はたらくパチンコ(パチンコ必勝本CLIMAX
    • 2011 - 2017年連載[3]
  • コミ達!ザ・ワールド(月刊ローチケ
  • カネシゲタカシ 野球のトリセツ(アサヒ芸能)[3]
    • 2020年12月17日号より開始、翌年10月7日号で終了。

主なメディア出演

ドレスとして
盆地で一位として
カネシゲタカシとして

書籍

カネシゲタカシ名義
カネシゲタカシ/野球大喜利名義

イラストレーション

書籍
テレビ

脚注

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カネシゲタカシ」の関連用語

カネシゲタカシのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カネシゲタカシのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカネシゲタカシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS