カネサルとは? わかりやすく解説

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カネサル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 08:11 UTC 版)

カネサルとは、奄美地方に広がる庚申の日の信仰・風習である。

概略

喜界島を北限として、奄美地方に広まっている行事。山の神が海に降りて漁をする日であると伝わっており、サニンの葉で包んだカーシャモチ(カシャムチとも。一種の)を作って子供のいる親戚に配る。1980年から数十年前は、豚や牛を屠畜して肉を分配し、肩甲骨や足骨を村の境につるしていたという。

なお、庚申信仰の南限は鹿児島県喜界島である[1][2]

出典

  1. ^ 飯島吉晴『竈神と厠神 異界と此の世の境』講談社学術文庫259頁。原本は1986年、人文書院より発行。
  2. ^ 伝統行事「カネサル祭り」名瀬小湊集落」『南海日日新聞』Web版2024年10月25日(2025年6月20日閲覧)

関連項目




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