カナダ太平洋汽船での経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/12 17:18 UTC 版)
「サミュエル・ロビンソン」の記事における「カナダ太平洋汽船での経歴」の解説
48年に及ぶ船員としての経歴のうちでカナダ太平洋汽船に在籍した37年間、ロビンソンは数多くの船を操舵した。彼は同名の2隻の船(初代エンプレス・オブ・ジャパン(英語版)と2代目エンプレス・オブ・ジャパン(英語版))の船長を務め、エンプレス・オブ・カナダ(同名船が3代あるうちの初代)の船長にもなった。彼の船員としての経歴は以下の通りである。 初代エンプレス・オブ・ジャパン(英語版)次席航海士(1895年)、 船長 初代エンプレス・オブ・チャイナ(英語版)一等航海士(1899年) エンプレス・オブ・エイジア船長(1913年) エンプレス・オブ・ロシア(英語版)船長(1917年) 初代エンプレス・オブ・オーストラリア(英語版)船長(1922年) 初代エンプレス・オブ・カナダ船長(1924年) 2代目エンプレス・オブ・ジャパン(英語版)船長(1930年) ロビンソンは1895年に初代エンプレス・オブ・ジャパンの次席航海士を務めた。1899年には初代エンプレス・オブ・チャイナの一等航海士に、次いで初代エンプレス・オブ・ジャパンの船長となった。1913年にはエンプレス・オブ・エイジアに転属し、その船長となった。1914年5月には、同船で1日の航行距離473海里と9日2時間15分での太平洋横断という2つの世界新記録(当時)を樹立した。1917年にはエンプレス・オブ・ロシアの指揮を執った。初代エンプレス・オブ・オーストラリアがカナダ太平洋汽船に編入した際は、その初代船長に就任した。2代目エンプレス・オブ・ジャパンが同会社に編入した際も、その初代船長に任命された。
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