カトリック教会と日本聖公会の共通口語訳とは? わかりやすく解説

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カトリック教会と日本聖公会の共通口語訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 16:52 UTC 版)

主の祈り」の記事における「カトリック教会と日本聖公会の共通口語訳」の解説

2000年に、日本のカトリック教会日本聖公会では、独自の文語訳ないし口語訳から以下に紹介する通口語訳を制定し以降正式に用いている。 天におられるわたしたちの父よ、み名が聖〔せい〕とされますように。み国が来ますように。みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。わたしたち日ごとの糧を今日お与えくださいわたしたちの罪をおゆるしくださいわたしたちも人をゆるします。わたしたち誘惑におちいらせず、悪からお救いください。国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。[アーメン] 斜字部分は、前述のとおりラテン語訳文になかったためカトリック教会では伝統的に主の祈り」と見なさなかった部分で、カトリック祈祷書などでは、エキュメニカル超教派的)な集いなどで頌栄続けて唱える場合祈りとして紹介されている。カトリック教会では、この部分主の祈りとして唱えられることはいまもほとんどなく、カトリック現行のミサ典礼文や典礼聖歌集には、共通口語訳のうちこの部分除いた祈り掲載されている。ただし、ミサの中(ミサ典礼文)では、最後の「アーメン」を唱えず後述のとおり司祭による副文一同による栄唱頌栄)が唱えられる聖公会では、1990年版現行日本聖公会祈祷書』の聖餐式の項においては冒頭部分にルブリック(小さい文字書かれる注釈)で「主の祈り歌いまたは唱えると書かれ、また斜線部分頌栄)の直前にルブリックで「続けて次の祈り歌いまた唱えると書かれてあり、「主の祈り」の正文頌栄部分区別する意図見られるそれ以前文語祈祷書では頌栄部分含まれておらず、正文末尾に「アーメン」を付す。。

※この「カトリック教会と日本聖公会の共通口語訳」の解説は、「主の祈り」の解説の一部です。
「カトリック教会と日本聖公会の共通口語訳」を含む「主の祈り」の記事については、「主の祈り」の概要を参照ください。

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