カトリック教会における尊称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 09:01 UTC 版)
「天の女王」の記事における「カトリック教会における尊称」の解説
天の女王、天の元后(ラテン語:Regina caeli)は、ローマ・カトリックにおいて聖母マリアに与えられた尊称の一つである。聖母マリアは「天と地の女王」と呼ばれる。 カトリック教会では、8月22日を「天の元后聖マリア」の祝日としており、1954年にローマ教皇ピオ12世が発表した回勅「Ad Caeli Reginam(アド・チェリ・レジナム)」によって定められた。教皇はこの回勅で「マリアは神の母であり、新しいエバとしてイエスの贖いの業に参与した。また、卓越した完徳と、力強い取り次ぎによって、天の元后と呼ばれるにふさわしい方である」と述べている。
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