掛川AU3【カケガワAU3】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10934号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | オステオスペルマム | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川AU3 よみ:カケガワAU3 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 菅野政夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色で舌状花基部に暗灰紫色が入る一重咲きで、やや大輪の鉢物及び花壇向きの品種である。草型は立性、草丈は低である。主茎の太さはやや細、色は緑、毛の多少は少、分枝数は多、節間長はやや短である。葉序は互生、葉身の全形は倒披針形、鋸歯の有無は有、葉身長及び幅は中、表面の色は濃緑、斑の有無は無、毛の多少は少、葉柄の長さは短、葉数は少である。頭花の着生の形は単生、花の向きは上向き、花型は一重、花弁の開度は水平、複弁の有無は無、開閉運動の型は開閉、花径はやや大、舌状花の長さはやや長、幅は中、地色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、花色パターンは基部、基部の複色の幅はかなり狭、基部の複色は暗灰紫(同8610)、裏面の色は暗赤紫(同9510)に暗灰紫(同8610)の脈、筒状花部の色は濃紫(同8608)、舌状花の形は倒披針形、先端の形は鈍形、数は中、がく裂片の形は披針形、大きさはやや小、色は緑、花芯部の大きさはやや小、花柄の長さはかなり短、太さはやや細、一花房の花数はやや少、花の香りは無である。「パープル」と比較して、舌状花の裏面の色が暗赤紫に暗灰紫の脈が入ること、舌状花の形が倒披針形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(神奈川県藤沢市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「掛川S14」であった。 |
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