オーベルンフェルト郷土博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/02 18:17 UTC 版)
「オーベルンフェルト」の記事における「オーベルンフェルト郷土博物館」の解説
オーベルンフェルト郷土博物館の歴史は1937年に遡る。当時の村の学校の校長フランツ・クルト(1902年 - 1995年)の古い農業用具や内職道具のコレクションから始まった。この頃、すでにかなりの量に達していたこのコレクションは初めオーベルンフェルトの学校の地下室に収められ、学童や興味を持った訪問客に開放されていた。1984年にこのコレクションは新しい場所に移され、当時2つの町村の住民には自由に観覧できるようになった。同時に個々の品についての学問的議論が始まり、展示コンセプトが策定され、これにしたがってコレクションは広く一般に公開された。やがて展示品をすべて並べることができなくなり、新しい建物の建設が発表され、1990年から91年にかけて建設がなされた。この建物では、あたらし展示場に大きな農機具を置くことができ、すべての展示コンセプトが統合された。現在約 500 m2 の展示スペースを使って民俗学コレクションが来訪者に公開されており、この村の生活や農作業に関する資料の膨大なコレクションを見ることができる。その中には、蓄え、食物、酪農、住まい、洗濯、衣装といったテーマが設けられている。家畜飼育、耕作、穀物の収穫といった分野の展示がこの博物館の特徴であり、その広範さにおいて南ニーダーザクセン最大の農業用具展示となっている。
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