オーベルンドルフの難破船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 19:05 UTC 版)
「オッテルンドルフ」の記事における「オーベルンドルフの難破船」の解説
過去何世紀もの間に、多くの船がオッテルンドルフ前のエルベ川で沈没または座礁した。こうした船のうちの1つがイギリスの蒸気船「カフラリア」である。この船は、1891年1月7日にハンブルクへ向かう途中、オッテルンドルフ前のグラマイヤー堤防付近で座礁した。積み荷はガラス製品、陶磁器製品、家庭用品、キッチン用品、玩具、羊毛、様々な種類の道具、ハル/イングランド産の家庭燃料用石炭であった。 価値の高い積み荷は、船がエルベ川に沈没する直前に、浜辺の住民たちによって素早く、一部は合法的に、他は非合法に運び出された。 1984年、この船は小型船舶の航行の障害となっていたためクックスハーフェン水運船舶局の命令で撤去された。ラダーブレードやスクリューが付いた船尾部分は、ゼー・アハテルン・ディークの浜辺に移動された。最後のエルベ川の浚渫とそれに伴うオッテルンドルフ前の干潟整備によって再発見された難破船に関する情報は、クックスハーフェン難破船博物館に記録されている。
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