オープンフォーマットとオープンソース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 01:26 UTC 版)
「オープンフォーマット」の記事における「オープンフォーマットとオープンソース」の解説
オープンフォーマットとFLOSS(フリー/オープンソース・ソフトウェア)の関係は誤解されていることが多い。多くのプロプライエタリソフトウェアがオープンフォーマットを利用しており、同時にFLOSSであってもプロプライエタリフォーマットを使っている。例えば、HTML は World Wide Web で一般に使われているオープンフォーマットのマークアップ言語だが、マイクロソフトの Internet Explorer のようなプロプライエタリなブラウザでも使われているし、Mozilla Firefox のようなフリー/オープンソースのブラウザでも使われている。一方、OpenOffice.org はフリー/オープンソースのオフィススイートだが、OpenDocument などのオープンフォーマットだけでなく、マイクロソフトのプロプライエタリな DOC 形式 も扱える。企業によってはファイルフォーマットを公表することでサードパーティやハードウェアベンダーがリーダーやライターを開発できるようにし、そのフォーマットの普及を促進させている。例えば、アドビシステムズのPDFやマイクロソフトのRTFがある。しかし、プロプライエタリフォーマットの中には何らかの特許によって保護されているものもあり、(少なくとも、GNU General Public Licenseなどのライセンス条件では)フリー/オープンソースの実装が妨げられている。そのようなフォーマットが競争を妨げているという批判もある[要出典]。
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