オーストラリアヅルとは? わかりやすく解説

オーストラリアヅル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 04:35 UTC 版)

オーストラリアヅル
オーストラリアヅル Grus rubicundus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: ツル科 Gruidae
: ツル属 Grus
: オーストラリアヅル
G. rubicunda
学名
Grus rubicundus (Perry, 1810)
和名
オーストラリアヅル
英名
Australian crane
Brolga
Grus rubicunda

オーストラリアヅルGrus rubicundus)は、ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類

分布

インドネシアパプア州東部)、オーストラリア北部および東部、パプアニューギニア(ニューギニア島のセピック川フライ川流域)[1]

形態

全長105-125cm。[1][2]頭部には羽毛がなく[2]、赤い皮膚が露出する。[1]喉には肉垂れがあり、黒い羽毛で被われる。[1]虹彩は黄色やオレンジがかった黄色。[1]嘴の色彩は緑褐色。[1]後肢の色彩は灰黒色。[1]

生態

湖沼湿原などに生息する。[1][2]非繁殖期には大規模な群れを形成し生活する。[2]

食性は雑食で、昆虫魚類、爬虫類、カエル、植物の根、種子などを食べる。[1][2]

繁殖形態は卵生。湿原で乾燥した地面の窪みに枯れ草を積み上げた巣[2]を雌雄で作り、2個の卵を産む。[1]雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は28-30日。[1]

関連項目

参考文献

  1. ^ a b c d e f g h i j k 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-II (ツル目)』、東京動物園協会、1989年、33、158頁。
  2. ^ a b c d e f 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館2002年、151頁。

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