オランジュリー美術館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 美術館 > 美術館 > オランジュリー美術館の意味・解説 

オランジュリー‐びじゅつかん〔‐ビジユツクワン〕【オランジュリー美術館】

読み方:おらんじゅりーびじゅつかん

Musée de l'Orangerie》パリチュイルリー公園内にある国立美術館オランジュリーは「オレンジ温室」の意で、建物チュイルリー宮殿付属する温室だったことに由来するモネの「睡蓮」が展示されていることで有名。


オランジュリー美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 10:10 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
オランジュリー美術館
Musée de l'Orangerie
施設情報
正式名称 Musée de l'Orangerie
来館者数 780,000人 (2016年)[1]
所在地 パリ 1区
位置 北緯48度51分49.88秒 東経2度19分20.18秒 / 北緯48.8638556度 東経2.3222722度 / 48.8638556; 2.3222722座標: 北緯48度51分49.88秒 東経2度19分20.18秒 / 北緯48.8638556度 東経2.3222722度 / 48.8638556; 2.3222722
アクセス コンコルド駅
外部リンク 公式ウェブサイト
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

オランジュリー美術館(オランジュリーびじゅつかん、: Musée de l'Orangerie)はフランスパリにある印象派ポスト印象派美術館である。

概要

セザンヌマティスモディリアーニモネピカソルノワールシスレースーティンなどの作品を収蔵している。

1区のコンコルド広場の隣、テュイルリー公園内にセーヌ川に面して建っている[2]。もともとはテュイルリー宮殿のオレンジ温室(オランジュリー[3])だったが、1927年、モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備されたのである。

1965年からはフランスに寄贈されたジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨームコレクションの散逸を防ぐために保護に当たっている。

1999年8月から改装のため永らく休館が続いていたが2006年5月再オープンした。

1998年讀賣新聞社日本テレビが企画・主催して当美術館所蔵の『ジャン・ヴァルテル&ポール・ギョーム コレクション』の油彩画の公開展覧会が東京都渋谷区東急Bunkamuraに於いて開催されたことがある。

アクセス

著名な作品

クロード・モネ『睡蓮
クロード・モネ『睡蓮』その展示の様子
  • ポール・セザンヌ
    • セザンヌ夫人の肖像(1890年)
  • クロード・モネ
  • パブロ・ピカソ
    • 水浴の女(1921年)
  • オーギュスト・ルノワール
    • 風景の中の裸婦(1883年)
    • ピアノを弾く少女たち(1892年)
    • ピアノを弾くイボンヌとルロル(1897年)

収蔵品のギャラリー

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ The Art Newspaper Ranking VISITOR FIGURES 2016 (PDF)”. The Art Newspaper. 2017年10月18日閲覧。
  2. ^ 布施英利『パリの美術館で美を学ぶ ルーブルから南仏まで』光文社、2015年、74頁。ISBN 978-4-334-03837-3
  3. ^ オランジェリー(orangery)とは、ルネサンスの庭園において、東方の植物として珍重されたオレンジシトロンなどの樹木を寒い季節の間養成するためにつくられた温室の原型。その多くは窓面を大きくとり、運搬に便利なように木の箱や素焼の鉢に植込んだ果樹を置き、火で暖めた。(コトバンク > ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 > オランジェリーとは)

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オランジュリー美術館」の関連用語

オランジュリー美術館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オランジュリー美術館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオランジュリー美術館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS