エース格メンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:23 UTC 版)
エース格とは、ユニットの中心格(シンボル)という意味である。エースに該当しないメンバーが素質または才能、そして人気が劣っているという意味ではない。エースについては、つんく♂ら関係者やマスコミによって言及されることがある。 インディーズデビュー曲である「愛の種」とメジャーデビュー曲である「モーニングコーヒー」に関わった桜井鉄太郎によれば、モーニング娘。に関わることとなった時に所属事務所の社員が「オーディションの落選者の中で安倍なつみがずば抜けて資質があるのでソロで売り出したいが、いきなりソロで売り出すのはちょっと早いのでしばらくグループの中で揉ませたい」と語ったことを述べている。実際に安倍はモーニング娘。の初期のすべての曲でメインボーカルを務めており、中でも 「ふるさと」はモーニング娘。名義でリリースされた曲であるにもかかわらずソロパートがあるのが安倍1人であった(残りのメンバーはコーラスのみ)。かつてつんく♂は安倍についてモーニング娘。に在籍しソロデビューもしていなかった頃、当時安倍がユニット活動に参加せずソロデビューもしない理由として、安倍が「モーニング娘。の「顔」であり、「マザーシップ」だからモーニング娘。としての活動に専念させている」としばしば語っていたが、ここでいう「顔」や「マザーシップ」は「エース」とほぼ同じ意味だと考えられる。安倍は歌手としてのソロ活動を開始したのはかなり遅かったものの、モーニング娘。初のCMは安倍のソロ出演CMである『SALA』(カネボウ→クラシエ)であり、ソロでの本格的なドラマ出演やソロ写真集の発売などはいずれもモーニング娘。のメンバーの中では安倍が初めてである。 エース格:安倍なつみ(グループ誕生から2004年の卒業まで)、後藤真希(グループ加入時から2002年の卒業まで)、石川梨華(卒業時)、藤本美貴(セクシーオトナジャン結成時から2007年の脱退まで)、高橋愛(2005年以降から2011年の卒業まで)、田中れいな(グループ加入時から2013年の卒業まで)、久住小春(グループ加入時から2009年の卒業まで)、道重さゆみ(リーダー就任から2014年の卒業まで)、鞘師里保(2013年以降から2015年の卒業まで)、佐藤優樹(2017年以降2021年の卒業まで)
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