エンジン性能の改善
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 02:46 UTC 版)
「日本の気動車史」の記事における「エンジン性能の改善」の解説
エンジン自体については、燃焼効率に優れる直接噴射式(それ以前の主流は予燃焼室式)の採用、吸気弁・排気弁の気筒あたり多弁化やインタークーラーをも併用した高効率な過給の実現、燃料噴射における電子制御の導入(ガバナーや燃料噴射ポンプ)などが、従来よりも小型高性能なディーゼル機関を実現した。2017年現在、日本では鉄道車両用ディーゼルエンジンに対する法的な排出ガス規制は行われていないが、各企業は自主的な努力として低排出型エンジンを採用している。 現在気動車用エンジンの主流となっているのは、次の各社のエンジンである。 JR東海キハ85系(外国製エンジンを本格的に採用した) JR北海道キハ283系(小松製11 L級エンジンと直結4段式変速機を装備) JR北海道キハ40形300番台(新潟製DMF13HZ系エンジンへの換装に合わせて、機関直結式クーラーを搭載した例)
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