エクストラエピソード1「ある戦いの記録」(The Struggle)
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「エクストラエピソード1「ある戦いの記録」(The Struggle)」の解説
アレックス・ウェスカーの自害とともに起きた塔の崩落に巻き込まれたモイラ・バートンは下水道のある場所で目覚める。彼女を助けたのは道中で出会った老人のエフゲニー・レビックであった。エフゲニーはモイラが回復したことを察すると「回復したなら、さっさと出て行け」と言い放った。それを聞いたモイラは1度は出て行こうとしたもの、頼るものがなかったため、止む無しにエフゲニーに置いて貰うよう懇願した所、「タダ飯を食わせるほどの余裕はない、生き延びたければ自分の物は自分で何とかしろ。」と自給自足を条件に置いて貰う事となった。こうしてモイラの半年間に及ぶサバイバル生活が幕を開け、エフゲニーと共に、食べ物と武器の調達、時にはクリーチャーや、B.O.W.との戦いに幾度となく見舞われながらも、どうにか、半年間生き延びてきていた。とある日に訪れた鉱山の採掘場にてエフゲニーの娘、イリーナが既に死亡した事を知り、強いショックを受けるエフゲニー。そこへまたしてもB.O.W.の群れに襲撃されてしまうが、辛くも撃退に成功する。 森にて拾った手帳を見たモイラはそれが自身の父、バリーのものであると気付くと同時に彼が自分を助けにこの島に来てくれているかも知れない事を知る。その可能性を抱いたのと同時にモイラはエフゲニーとの、最後のやり取りを回想していた。自らを突然締め出したのである。涙に暮れながら中に入れるよう懇願するが、この島で死ぬ道を選んだエフゲニーは「お前はここで死ぬべき人間ではない筈だ。必ず生きて帰れ。」と彼なりの気遣いによってモイラを送り出した。そして、この時、初めてお互いの名を教え合ったのである。エフゲニーに激励をされ、彼の住処を後にしたモイラはバリーを探すために歩み出したのである。そして、向かった先にある中が明るくなっている洞窟に近付き、そこへ入ると、倒れているバリーを発見し驚くモイラ。その横に目をやると、化物と化したアレックスがナタリアを今まさに絞め殺さんとしている光景を目の当たりにした。
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