水色標準液
ウーレ水色標準液
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 21:43 UTC 版)
(英:Ule's color standards, Ule's color scale)1892年にE・ウーレによって考案された。主に内湾の測定に用いる。 フォーレル水色標準液の水色番号11番(第1液65%、第2液65%)にさらに第3液を加える。 第3液はアンモニア水、蒸留水と硫酸第1コバルト液を混合し褐色の液体となる。 第3液は塩化白金酸カリウムと塩化コバルトの溶液を用いることもある。 フォーレル水色標準液の水色番号11番に第3液をそれぞれ異なる割合で混合し、フォーレルの水色計と同様にアンプルに封入したもの。フォーレルの水色計に引き続き11番から21番の水色番号からなり、番号が増すに従い褐色に変位していく。色別にセットとなっているためウーレの水色計とも呼ばれる。
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