インターネットスクリーマー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 05:25 UTC 版)
「ジャンプスケア」の記事における「インターネットスクリーマー」の解説
インターネットスクリーマー(Internet screamer)、または単にスクリーマーは、ユーザーを驚かせるようにデザインされた突然の変化があるインターネット上の動画またはゲームを指す。多くの場合、大きな叫び声と共に恐ろしい顔が画面に登場する。 インターネットスクリーマーの初期かつ代表的な例として2004年にゲーム開発者のJeremy Winterrowdが制作した『Scary Maze Game』がある。同作は外形的にはコンピュータゲームであり、プレイヤーはマウスを使用して赤い正方形を所定の通路に沿って壁に触れさせずに移動させる。プレーヤーが進むにつれて、通路幅が狭くなっていくためプレイヤーが壁に触れないようにするのが難しくなる。最初はプレイヤーが誤って壁に触れた場合、スタートメニューに戻るため最初からやり直さなければならず、プレイヤーがレベル3に達すると、通路幅が非常に狭くなり、壁に触れないようにすることは困難になる。プレイヤーが迷路のゴール近くの特定のポイントに達すると、壁に触れているかどうかに関係なく『エクソシスト』のリーガン・マクニール(リンダ・ブレア)の写真が大きな叫び声とともに表示される。 YouTubeは動画広告のスクリーマーを禁止している。2018年8月、『死霊館のシスター』の動画広告でiOS端末の音量調節アイコンが表示され、音量が(動画上で)ミュートまで下げられた直後、叫び声と共にシスター役の人物が画面上に現れる。しかし、この広告はYouTubeの「ショッキングなコンテンツポリシー」に違反しているため間もなく削除された。
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