イロコとは? わかりやすく解説

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イロコ


アフリカ産の代表的樹種一つで、大量に輸出されているので、世界の市場でよく知られています。どちらかというとチークの色に似ていますので、植物として無関係なのにアフリカンチークという市場名がつけられていることもありますこのうち、C.excelsaは、分布範囲広く、シェラレオーネからタンザニアにまでアフリカ横切って分布して重要な木材となってます。

木材
心材淡黄褐色から濃いチョコレート色までの幅があり、淡色の細い縞があります。肌目の粗さ中庸粗く木理交錯してます。また、材面をこすると油状感触あります。この木材には、面白特徴利用の上から考えると欠点になるのですが)があります。それは“ストーン”と呼ばれる大小炭酸石灰の塊が木材中に含まれていることで、したがって製材をしている時、あるいは、ベニヤ剥いている時に、これがあると、刃物折れたり欠けたりします日本でも、この木材使っていて、このような経験をした方々がいるはずです。鋸屑皮膚炎をおこすことも知られています。気乾比重は0.68程度です。手工具加工機械でかなり容易に加工するとこが出来ますが、交錯木理がきついので、裂けたりすることがあります耐久性は非常に高く、また白蟻や海被害は受け難いとされています。

用途
先に述べたように、アフリカンチークの名前で、チーク代用使われます。指物船舶海水中の構造物床板家具ベニヤ鉄道枕木キャビネット内装などに用いられます。多分日本ではスライスドベニヤの形で用いられているのではないでしょうか



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