イタリア最大の自動車会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 22:57 UTC 版)
「フィアット」の記事における「イタリア最大の自動車会社」の解説
第一次世界大戦中にフィアットはイタリア北部の工業都市トリノにある工場をフル操業して、連合国軍の1国であるイタリア軍に軍需製品を供給した。路面電車、航空機、鉄道車両、トラクター、ディーゼルエンジンなどの生産で当時3万人以上の労働者を雇用していた。 第一次世界大戦後にはミッレミリアなどのレースでも活躍したほか、フォーミュラカーレースにも参戦してアルファロメオやブガッティなどと覇を競った。その後「トッポリーノ」こと初代「500」などの大ヒットモデルを出したほか、高級車部門にも進出した。 また国外進出に意欲的で、第一次世界大戦後には日本やアメリカ合衆国、満州国などへの輸出を拡大したほか、1934年にはフランスにシムカを設立させたほか、ドイツでは1932年にNSUの自動車部門を買収し、「NSUフィアット」とした。
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