イスラム教徒の遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:51 UTC 版)
「シーダーラピッズ」の記事における「イスラム教徒の遺産」の解説
シーダーラピッズはアメリカ合衆国におけるイスラム教文化で重要な役割を演じてきた。1948年にハジ・ヤヒア・ウィリアム・アオセーが寄贈した12エーカー (48,000 m2)のナショナル・イスラム教墓地は、アメリカ合衆国でも最初のイスラム教徒専用の墓地だったと言われている(アメリカ合衆国の軍人用国立墓地とは関係していない)。この墓地にある墓石はメッカの方向を向いている。1934年6月16日に落成したマザー・モスク・オブ・アメリカはアメリカ合衆国でモスクとして利用されるために建設された最初期の恒久的建築物である。1972年、別に新しいモスクが建設され、最初のモスクは売却されて荒廃するに任されていたが、アイオワ州イスラム教評議会が1990年に買い戻して改修された。現在は国定歴史史跡に登録されている。2008年のアイオワ洪水で地下室が損傷し、古文書が損害を受けた。 シーダーラピッズにおけるイスラム教徒の歴史は1895年に遡り、現在のレバノンとシリアにあるベッカー高原から最初の移民が到着した。その組織はハラールの証明書(アイオワ州の食料について)を認めたことでは、アメリカ合衆国で最古の運営中の組織であると主張している。
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