イスラム教徒の偽装棄教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 04:41 UTC 版)
イスラム教徒の偽装棄教で有名なのは、近世イベリアにおけるモリスコである。モリスコは表面上キリスト教徒でありながら、裏でイスラム教の信仰を保持しており、スペインとポルトガルの支配者から忌み嫌われる存在となっていた。最終的には殆どのモリスコが異端審問によりキリスト教への改宗か国外追放かを突きつけられ、また異端審問を逃れた場合でもキリスト教徒の圧力が強く、モリスコの殆どは現代に至るまでイスラム教徒としての信仰をスペインで守り抜くことは出来なかった。 「イスラム教における棄教」および「キリスト教徒による宗教的迫害」も参照
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