イカナゴ科
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イカナゴ科(学名:Ammodytidae)は、スズキ目ワニギス亜目に所属する魚類の分類群の一つ。イカナゴ・タイワンイカナゴなど、水産上重要な小型魚を中心に8属23種が記載される[1]。科名の由来は、ギリシア語の「ammos(砂)」と「dytes(潜る)」から[2]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『Fishes of the World Fourth Edition』 p.408
- ^ a b c d “Ammodytidae”. FishBase. 2011年9月18日閲覧。
- ^ a b c d e f 『日本の海水魚』 p.556
- ^ 『The Diversity of Fishes Second Edition』 p.315
- ^ 『The Diversity of Fishes Second Edition』 p.407
- ^ Nelson(2006)に記載される Embolichthys 属は、FishBaseではタイワンイカナゴ属あるいは Protammodytes 属のシノニムとして扱われている。
- 1 イカナゴ科とは
- 2 イカナゴ科の概要
- 3 参考文献
イカナゴ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 00:13 UTC 版)
イカナゴ科 Ammodytidae (Sand eels) は8属23種を含む。三大洋の熱帯域から、北極海など寒冷な海に至るまで幅広い分布域をもつ。資源量の大きい魚類の一つで、中・大型魚類や海棲哺乳類および鳥類の重要な食料となっている。日本近海にも分布するイカナゴ(Ammodytes personatus)は、水温の上昇する夏には砂の中に潜り、夏眠をする習性が知られている。 体は細長く円筒形で、発達した歯をもたず、浮き袋も欠く。下顎は上顎よりもやや長い。鱗は円鱗で微小。背鰭・臀鰭に棘条をもたず、腹鰭を欠く種類も多い。尾鰭は二又に分かれる。側線は体の上部、背鰭のすぐ近くを走行する。腹椎の数が尾椎よりも多く、スズキ目の中では例外的な特徴となっている。 イカナゴ属 Ammodytidae タイワンイカナゴ属 Bleekeria ミナミイカナゴ属 Ammodytoides 他5属
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