イカナゴ科とは? わかりやすく解説

イカナゴ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/06 15:47 UTC 版)

イカナゴ科学名Ammodytidae)は、スズキ目ワニギス亜目に所属する魚類の分類群の一つ。イカナゴ・タイワンイカナゴなど、水産上重要な小型魚を中心に8属23種が記載される[1]。科名の由来は、ギリシア語の「ammos(砂)」と「dytes(潜る)」から[2]


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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『Fishes of the World Fourth Edition』 p.408
  2. ^ a b c d Ammodytidae”. FishBase. 2011年9月18日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 『日本の海水魚』 p.556
  4. ^ 『The Diversity of Fishes Second Edition』 p.315
  5. ^ 『The Diversity of Fishes Second Edition』 p.407
  6. ^ Nelson(2006)に記載される Embolichthys 属は、FishBaseではタイワンイカナゴ属あるいは Protammodytes 属のシノニムとして扱われている。


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イカナゴ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 00:13 UTC 版)

ワニギス亜目」の記事における「イカナゴ科」の解説

イカナゴ科 Ammodytidae (Sand eels) は8属23種を含む。三大洋熱帯域から、北極海など寒冷な海に至るまで幅広い分布域をもつ。資源量大き魚類一つで、中・大魚類海棲哺乳類および鳥類重要な食料となっている。日本近海にも分布するイカナゴAmmodytes personatus)は、水温の上昇する夏には砂の中に潜り夏眠をする習性知られている。 体は細長く円筒形で、発達した歯をもたず、浮き袋も欠く。下顎上顎よりもやや長い円鱗微小背鰭臀鰭棘条をもたず、腹鰭を欠く種類も多い。尾鰭二又分かれる側線は体の上部、背鰭のすぐ近く走行する。腹の数が尾椎よりも多くスズキ目の中では例外的な特徴となっている。 イカナゴ属 Ammodytidae タイワンイカナゴ属 Bleekeria ミナミイカナゴ属 Ammodytoides 他5属

※この「イカナゴ科」の解説は、「ワニギス亜目」の解説の一部です。
「イカナゴ科」を含む「ワニギス亜目」の記事については、「ワニギス亜目」の概要を参照ください。

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