イオンとの経営統合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 09:08 UTC 版)
マイカルは2011年3月1日、「ジャスコ」を展開するイオンリテール(千葉市)と合併した。合併に伴い、マイカルが運営する店舗ブランド「サティ」と「マイカルタウン」は、同日より「イオン」「イオンショッピングセンター」に統一された。当時は「統合によってサービスが大きく変わることはない」と発表された。 リーマンショック以降、消費低迷に歯止めがかからないことや、長引くデフレなどで流通業は苦しい経営環境にあることから、会社統合と店舗ブランド統一により、商品仕入れの一本化や人事・経理などの間接部門合理化により、500億円の大幅なコスト削減を目指した(産経新聞[要出典])。 なお、イオンリテールはこれに先立ち、2010年12月1日に「イオン」を全国展開していたイオンマルシェ(千葉市)を吸収合併している。3社統合により、別々に行っていた仕入れ商談の一本化を実施し、商品調達力を高めることなどで、総合スーパー事業の売上高・営業利益率を向上させ、2011年現在の0.8%から4%程度まで向上させ、収益力を立て直したい意向とした。
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