アンペア回数毎メートルとは? わかりやすく解説

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アンペア毎メートル

(アンペア回数毎メートル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/12 00:41 UTC 版)

アンペア毎メートル (アンペア回数毎メートル)
記号 A/m, AT/m
国際単位系 (SI)
種類 組立単位
磁場の強さ
定義 磁場の方向に沿って1 m隔てた二点間の起磁力が1 Aである磁場の強さ
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アンペア毎メートル(アンペアまいメートル)は、磁場の強さの単位である。1アンペア毎メートルは、磁場の方向に沿って1メートル隔てた二点間の起磁力が1アンペア(アンペア回数)である磁場の強さと定義される。

CGS単位系の磁場の強さの単位であるエルステッド(Oe)との換算は、

1 A/m = 4π/1000 Oe
1 Oe = 1000/4π A/m

となる。

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+33DF - ㏟
㏟
アンペア毎メートル

Unicodeには、アンペア毎メートルを表す上記の文字が収録されている。これはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない[1][2]

出典

  1. ^ CJK Compatibility” (2015年). 2016年2月21日閲覧。
  2. ^ The Unicode Standard, Version 8.0.0”. Mountain View, CA: The Unicode Consortium (2015年). 2016年2月21日閲覧。
国際単位系(SI)の電磁気の単位
名称 記号 次元 組立 物理量
アンペアSI基本単位 A I A 電流
クーロン C TI A·s 電荷(電気量)
ボルト V L2T−3MI−1 J/C = kg·m2·s−3·A−1 電圧電位
オーム Ω L2T−3MI−2 V/A = kg·m2·s−3·A−2 電気抵抗インピーダンスリアクタンス
オーム・メートル Ω·m L3T−3MI−2 kg·m3·s−3·A−2 電気抵抗率
ワット W L2T−3M V·A = kg·m2·s−3 電力放射束
ファラド F L−2T4M−1I2 C/V = kg−1·m−2·A2·s4 静電容量
ファラド毎メートル F/m L−3T4I2M−1 kg−1·m−3·A2·s4 誘電率
毎ファラド(ダラフ) F−1 L2T−4MI−2 kg1·m2·A−2·s−4 エラスタンス英語版
ボルト毎メートル V/m LT−3MI−1 kg·m·s−3·A−1 電場(電界)の強さ
クーロン毎平方メートル C/m2 L−2TI C/m2= m−2·A·s 電束密度
ジーメンス S L−2T3M−1I2 Ω−1 = kg−1·m−2·s3·A2 コンダクタンスアドミタンスサセプタンス
ジーメンス毎メートル S/m L−3T3M−1I2 kg−1·m−3·s3·A2 電気伝導率(電気伝導度・導電率)
ウェーバ Wb L2T−2MI−1 V·s = kg·m2·s−2·A−1 磁束
テスラ T T−2MI−1 Wb/m2 = kg·s−2·A−1 磁束密度
アンペア回数 A I A 起磁力
アンペア毎メートル A/m L−1I m−1·A 磁場(磁界)の強さ
アンペアウェーバ A/Wb L−2T2M−1I2 kg−1·m−2·s2·A2 磁気抵抗(リラクタンス、: reluctance
ヘンリー H L2T−2MI−2 Wb/A = V·s/A = kg·m2·s−2·A−2 インダクタンスパーミアンス
ヘンリー毎メートル H/m LT−2MI−2 kg·m·s−2·A−2 透磁率



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