アンディ・フェアウェザー・ロウとは? わかりやすく解説

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アンディ・フェアウェザー・ロウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 08:27 UTC 版)

アンディ・フェアウェザー・ロウ
Andy Fairweather Low
基本情報
生誕
職業
  • ロック・ミュージシャン
担当楽器
活動期間 1966年 -
共同作業者

アンディ・フェアウェザー・ロウ(Andy Fairweather Low, 1946年8月2日 - )はイギリスウェールズ出身のギタリスト。代表曲は、全英12位を記録したベッシー・スミスカバー曲「Gin House Blues」。

エコーを効かせたフィンガー・ピッキングでの独特な演奏が特徴。

概説

1966年にエイメン・コーナー(Amen Corner)のヴォーカリストとしてデビュー。1969年「(If Paradise Is) Half as Nice」が英国でNo.1を獲得した。

1970年、エイメン・コーナーは2つに分裂。フェアウェザー・ロウはデニス・バイロン(ドラムス)、ブルー・ウィーヴァー(オルガン)、クライブ・テイラー(ベース・ギター)、ニール・ジョーンズ(ギター)とフェア・ウェザー(Fair Weather)を結成。彼等は同年、シングル「Natural Sinner」で全英6位を記録したが、アルバムを1枚残して解散。

フェアウェザー・ロウはフェア・ウェザー解散後に引退を表明するが、1974年にカム・バック。ソロ活動を行いながら、ロイ・ウッドデイヴ・エドモンズリチャード・トンプソンザ・フー[1][2][注釈 1]等多くのミュージシャンやバンドのレコーディング・セッションに参加。1983年には、元スモール・フェイセスロニー・レーンの呼びかけで開催されたARMSコンサートに参加。

1991年からは、エリック・クラプトンのサポート・ギタリストとして抜擢され、ワールド・ツアーやレコーディングに参加。1991年ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの来日公演でも、独特のフィンガー・ピッキングを披露した。

1993年、ピート・タウンゼントの北アメリカ・ツアーに参加[3]

1999年から2002年にかけて、元ピンク・フロイドロジャー・ウォーターズのワールド・ツアーに、ギタリスト及びベーシストとして参加。

現在に至るまで、ギタリストとしてもシンガー・ソング・ライターとしても精力的な活動を続けている。

ディスコグラフィ

Amen Corner' Singles (在籍時

  • Gin House Blues (1967年全英12位)
  • The World of Broken Hearts (1967年全英24位)
  • Bend Me, Shape Me (1968年全英3位)
  • High in The Sky (1968年全英6位)
  • (If Paradise Is) Half as Nice (1969年全英1位)
  • Hello Susie (1969年全英4位)
  • Get Back (1969年)

Amen Corner' Albums (在籍時

Fair Weather' Albums

Solo Albums

脚注

注釈

  1. ^ アルバム『フー・アー・ユー』(1978年)と『イッツ・ハード』(1982年)の制作に参加した。

出典

  1. ^ Neill, Andy; Kent, Matt (2007). Anyway Anyhow Anywhere: The Complete Chronicle of The Who 1958-1978. London: Virgin Books. p. 404. ISBN 978-0-7535-1217-3 
  2. ^ Townshend, Pete (2012). Who I Am. London: HarperCollins. p. 357. ISBN 978-0-00-747916-0 
  3. ^ Townshend, Pete (2012). Who I Am. London: HarperCollins. p. 428. ISBN 978-0-00-747916-0 




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