アルティメット・シャドウキャット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 16:57 UTC 版)
「キティ・プライド」の記事における「アルティメット・シャドウキャット」の解説
アルティメットでのシャドウキャット(キティ・プライド)の初登場は「アルティメットX-メン」21号で、この時点で14歳の少女だった。キティの母はキティのミューテーションを心配してエグゼビアに助けを求めた。キティはエグゼビアの学園の生徒になり、その時彼女の母はX-メンのミッションに参加しない事とデンジャールームでトレーニングをしない事を条件に入学を認めた。キティは間もなくこれを破り、最年少メンバーとしてX-メンに加わった。彼女はスパイダーマンを崇拝し、会った事もなければマスクの下の素顔も知らないうちから夢中になっていた。彼女はユダヤ人で首周りにダビデの星を身につけていた。 キティはボビー・ドレイク(アイスマン)と短い間付き合っていたが、彼がむかしのガールフレンドと連絡を取り合っていた事を発見して激怒し、腹を殴りつけて彼をふった。X-メンの仲間内で孤立を感じ、キティはピーター・パーカー(スパイダーマン)を呼んで間もなく交際を始めた。彼女はピーターと共に犯罪と戦い始めるが、彼女とピーターが世間に正体を明かす事なく出られるように異なったコスチュームを着ていた。TV番組はスパイダーマンとシャドウキャットがカップルである事を明かしてしまい、デートするのが難しくなってしまった。吸血鬼達と遭遇したあと、ピーターはメリー・ジェーン・ワトソンに正体を明かし、キティを嫉妬させ、怒らせた。キティがクイーンズ区でメリー・ジェーンがトラブルに巻き込まれている事を知ったとき、彼女はX-メンに応援を要請した。メイおばさんが心臓発作を起こし、彼の正体を知ったことを察して、彼女はエグゼビアにメイの記憶を操作するように頼んだ。彼は拒絶し、怒ったキティは脱退の前から彼を憎んでいたと明かした。「アルティメット・スパイダーマン」105号で彼女は、ピーターがメリー・ジェーンにキスをするのを目撃し、ショックを受け、更に孤独になった。「アルティメット・X-メン」79号ではエグゼビアの死後、荷物をまとめ、クイーンズにいる母の元へ引っ越す準備をしていた。偶然にもピーターの隣の家である。「アルティメット・スパイダーマン」106号では、ミッドタウン・ハイスクールに入学し、ピーターは彼女に別れ話を切り出せずにいる。 「アルティメット・マーベル・ユニバース 公式ハンドブック」#2によると、アルティメットのキティ・プライドは天才的なIQを持っていない。これは不正確であるか、或いは後付けの設定であり、彼女は技術について高度な腕を持っているとされている(元々の世界のキティ・プライドと同程度)。
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