アルゴナウタイの航海
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「ピューティア第四祝勝歌」の記事における「アルゴナウタイの航海」の解説
その航海の発端はそもいかなるものであったか。 イオールコスの王座に座するペリアースは、片足だけサンダルをはいた男に注意せよとの神託を受けていた。だが、その男は、マグネシアの衣装に、豹の皮の上着をまとい、一度も切ったことのない髪で、広場に出現した。人々は畏怖し、こはいかなる者か、神か英雄かと訝しんだ。人々の話し声のなかペリアースが現れ、「汝は何者なるか?」と男に尋ねた。
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アルゴナウタイの航海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/08 04:54 UTC 版)
「エーリダノス」の記事における「アルゴナウタイの航海」の解説
アルゴナウタイがコルキスから帰国するルートについては、いろいろな所伝があって一致しないが、アポロドーロス(1世紀 - 2世紀ごろ)やロドスのアポローニオス(紀元前3世紀ごろ)によれば、イアーソーンらがコルキスの金羊毛を奪って帰途についたとき、ドナウ川を遡りエーリダノス川を通過していたところ、アプシュルトスの殺害に怒ったゼウスが嵐を送った。このとき、アルゴー船が声を発してキルケーの浄めを受けなければゼウスの怒りはやまないと教えた。そこで彼らはエーリダノス川を遡り、ローヌ川からケルト人とリグリア人の国を通り、地中海に出てアイアイエー島のキルケーの元へ向かった。なお、グレーヴスは、この神話のコルキスとは、「琥珀の道」の中継地であり、ポー川の下流マントヴァからほど近いコリカリアの誤りだろうと述べている。
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