アルコール消毒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 06:07 UTC 版)
注射の際にアルコール綿で拭き清めるが、2008年2月号の『日経メディカル』にて、関節注射や留置針を除く一般の皮下注射では、蒸留水を含ませた綿で拭いた場合と、有意な差が見られないとする報告がなされ、意味がない行為だと認識され、消毒をしない医師も増えてきている。なお同報告によれば、皮下注射の場合には穿刺の際に皮下に混入する細菌の数が極めて少ないこと、加えて皮膚表面と皮下組織とではペーハーが大きく異なり、皮膚表面の菌が活動・繁殖できないこと、皮下組織の感染は細菌だけによるものではないことを指摘しており、逆に作り置きのアルコール綿では、アルコール分が揮発してしまい「ただの水で湿った脱脂綿」として菌類が繁殖する。 ただし厚生労働省の定める「予防接種実施要領」によれば、アルコールによる接種部位の消毒をすべきことが明記されている。また穿刺前にその箇所を単純に洗ったり拭いて衛生的にすること自体に、患者側の衛生状態によっては、全く意味が無いわけではない。
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アルコール消毒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 19:55 UTC 版)
市販の消毒用のエタノール水溶液又はイソプロパノール水溶液を脇部に塗布して、臭いの元となる常在菌を殺菌する。前述の脇毛の処理と併せて行えばより効果が高い。
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