アララギ派・アララギ系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 16:30 UTC 版)
子規の短歌論を信奉し『アララギ』に拠った歌人たちをアララギ派と称する。写実的、生活密着的歌風を特徴とし、近代的な人間の深層心理に迫り、知性的で分析的な解釈をしている。アララギの系譜を引く結社全てを合わせると現在に到るまで歌壇の最大勢力である。1997年の『アララギ』の分裂に伴って『アララギ派』という結社誌が新たに創刊されたため、以降は、両者を区別するためアララギ系と言い換えるようになった。広義の意味でアララギ系に分類される結社には『新アララギ』、『短歌21世紀』、『未来』、『塔』、『歩道』などの全国結社のほか、『柊』、『林泉』、『群山』、『関西アララギ』等をはじめ多くの地方結社がある。
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