アメリカにおけるロー・レビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:18 UTC 版)
「ロー・レビュー」の記事における「アメリカにおけるロー・レビュー」の解説
ロー・レビュー(学校やロー・レビューの種類によっては、「ロー・ジャーナル(Law Journal)」と称する場合もある。)は、前記のとおり学生が主体となって編集される特徴があるが、そこに論文等を投稿するのは、大学教授等の研究者、法律実務家(弁護士、裁判官、検察官等)、ロースクールの学生など多岐にわたる。1つのロースクールに複数のローレビューがあることも珍しくなく、それぞれについて編集委員が個別に存在する(例えば、ハーバード・ロー・スクールについていえば、ハーバード・ロー・レビューの他に、ハーバード・ジャーナル・オブ・ロー・アンド・テクノロジー、ハーバード・シビルライツ・シビルリバティーズ・ローレビューなど、10以上のロー・レビューが存在する)。一般的には、当該ロースクールの名前のみを冠したロー・レビュー(ハーバード・ロースクールでは、ハーバード・ロー・レビュー)に最も権威があることが多い。 ロー・レビューは、学生が主体となって編集されるものではあるが、権威のある法学文献の一つとされており、各種の学術論文に引用されるのはもちろん、裁判所の判決に引用されることも珍しくない。 ワシントン・アンド・リー大学ロースクールによって、ロー・レビューの引用数、影響力などを数値化したランキングが発表されており、2005年から2012年までのランキング上位10誌は以下のとおりとなっている。 ハーバード・ロー・レビュー(Harvard Law Review) コロンビア・ロー・レビュー(Columbia Law Review) イェール・ロー・ジャーナル(Yale Law Journal) スタンフォード・ロー・レビュー(Stanford Law Review) ジョージタウン・ロー・ジャーナル(The Georgetown Law Journal) ミシガン・ロー・レビュー(Michigan Law Review) UCLA・ロー・レビュー(UCLA Law Review) ペンシルベニア大学・ロー・レビュー(University of Pennsylvania Law Review) テキサス・ロー・レビュー(Texas Law Review) バージニア・ロー・レビュー(Virginia Law Review)
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