アバルト・124スパイダー
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アバルト・124スパイダー(ABARTH 124 Spider)とは、かつて、マツダとの技術協力協定によって同社のND型ロードスターをベースとして作られていた2ドアオープンカーである。元はフィアットの車であるが、それをチューンアップしてアバルトのブランドで販売。尚、仕向け地にかかわらず全ての仕様は広島県のマツダ宇品第1(U1)工場で製造されるが、日本向けはフィアット仕様を販売せずアバルト仕様のみが販売され、日本政府(国土交通省)の自動車型式認証においてはマツダを製造事業者とする国産車として取り扱われる[1]。車台番号は他の国産車と異なり、型式記号-製造番号ではなく17桁の車両識別番号(VIN)となる。発売から4年間の日本の登録台数は2224台である。[2]。
- ^ 自動車検査証における車名は「アバルト」だが、車名コードは国産車として001-500の間の数字(005)が与えられる。(輸入車は505)
- ^ https://www.mlit.go.jp/common/001299651.pdf リコールの届出について(アバルト Abarth 124 Spider) リコール届出一覧表
- ^ マツダ、フィアットと提携で正式契約日本経済新聞2013年1月18日(2017年7月2日 閲覧)
- ^ 【ロサンゼルスモーターショー15】フィアット 124スパイダー、専用ボディにマルチエア搭載Response.2015年11月20日(2017年7月2日 閲覧)
- ^ 【ジュネーブ・モーターショー】フィアット「124スパイダー」のアバルト版と、そのラリー仕様が登場!Infoseek楽天2016年3月3日(2017年7月2日 閲覧)
- ^ “【エスティマ、キューブだけじゃない】2019&2020年にひっそりと生産終了した&するクルマたち”. 自動車情報誌「ベストカー」 (2020年2月29日). 2020年5月3日閲覧。
- ^ “利益でているのになぜ? マツダ・ロードスターと血を分けるフィアット「アバルト124スパイダー」、生産終了へ”. clicccar.com (2019年12月7日). 2020年5月3日閲覧。
- ^ アバルト124スパイダー試乗レビュー!
- ^ アバルトがフィアット124スパイダーをチューンナップ
- 1 アバルト・124スパイダーとは
- 2 アバルト・124スパイダーの概要
- 3 ND系ロードスターとの違い
- 4 ベースモデル(フィアット・124スパイダー)との違い
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