アバタセプトとは? わかりやすく解説

アバタセプト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/20 19:38 UTC 版)

アバタセプト(Abatacept)は、ヒト細胞障害性Tリンパ球抗原-4 (CTLA-4) の細胞外ドメインとヒト免疫グロブリンG定常領域から構成される融合タンパク質であり、その構造からCTLA4-IgまたはCTLA4Igとも呼ばれる。その製剤は生物学的製剤のひとつとして抗リウマチ薬などとして使用されている。製剤としてのアバタセプトは点滴用の注射剤と自己注射可能な皮下注射製剤の二種類があり、オレンシア(Orencia)の商品名でブリストル・マイヤーズおよび小野薬品[1]から発売されている。




「アバタセプト」の続きの解説一覧

アバタセプト(Abatacept オレンシア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:33 UTC 版)

分子標的治療」の記事における「アバタセプト(Abatacept オレンシア)」の解説

CTLA-4細胞傷害性Tリンパ球関連抗原4、CD152)の細胞外領域IgGFc領域融合蛋白で、抗原提示細胞上の共刺激分子 (CD80/86) に結合するT細胞上のCD28とCD80/86との結合競合的阻害することでT細胞活性抑制する関節リウマチSLE治療用いられる

※この「アバタセプト(Abatacept オレンシア)」の解説は、「分子標的治療」の解説の一部です。
「アバタセプト(Abatacept オレンシア)」を含む「分子標的治療」の記事については、「分子標的治療」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アバタセプト」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アバタセプト」の関連用語

アバタセプトのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アバタセプトのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアバタセプト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの分子標的治療 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS